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本とデジタルガジェットの感想を好きに語る

AliExpressで銘木パームレストを買ってみた(3)

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AliExpressで銘木パームレストを買ってみた(1)
AliExpressで銘木パームレストを買ってみた(2)

そんなこんなで、無事に到着したパームレスト。エボニー製です。

最初はローズウッドのパームレストを探していたのですが、やはりAliExpressでも発見できず。ワシントン条約の壁は厚かった。 とはいえ、エボニーが手に入るのならまったく不満はありません。同じ唐木三大銘木のひとつ。楽器の指板材としてはむしろこっちのほうが高価じゃねーかという噂も。すべりの良さや導管の目立たなさを考えると、パームレストとしてもこっちのほうが向いてるよね。

サイズは三種類。 HHKBにぴったりの60サイズ。 f:id:yukitan_i:20190429093005j:plain

テンキーレスのキーボード向けの87サイズ。 f:id:yukitan_i:20190429093026j:plain

テンキー有りのキーボード用の104サイズ。 f:id:yukitan_i:20190429093056j:plain

裏面はもちろん滑り止めのゴム足つき。Filcoのヤツと同様に反り防止用?の溝も掘られています。かっけぇ。 f:id:yukitan_i:20190429100413j:plain

定番のFilcoとの高さ、形状比較。Filcoのやつは角度がなめらかに変わっていて安定感があります。輸入ものはシンプルな形状ですが、キーを叩く際の手首の負担が少ない印象。 f:id:yukitan_i:20190429093213j:plain

到着時の外箱はあんな感じでしたが、商品自体には傷もなく、約$23〜$28という値段を考えると破格の良い買い物でした。

到着後一週間ほど経って、AliExpressから商品が無事に到着したかどうか確認を求めるメールも届くなど、フォローアップもきめ細やか。もしかしたら日本の通販サイトよりちゃんとしてるかもと思ったりしました。

俺としては念願の銘木パームレストが手に入ったのでとりあえず満足していますが、やはり良質の木材が年々入手困難になっているのは心配です。森林資源の保護について思いを馳せつつ、今回手に入れた製品を大事に使いたいと思います。 f:id:yukitan_i:20190429095720j:plain photo by すしぱく

AliExpressで銘木パームレストを買ってみた(2)

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前回までのあらすじ。
木製パームレストの使い心地に味を占めた俺は、より良い銘木パームレストを求めて、中国のアリババが運営するAliExpressに注文することを決意したのだった。(なおここで言う銘木とは、高級楽器などに使われるいい感じの木くらいのざっくりした意味で使ってます)

というわけで、AliExpressです。

http://www.aliexpress.com/

実はAliExpressは日本語対応しているのですが、2019年4月現在、機械翻訳まるだしの変な日本語が多くてかえって不安になってしまうので、英語サイトを使いました(でも日本語に対応しようという心意気は買う! 謝謝!)。

AliExpressは商品の品数ももちろん多いんですけど、日本ではあまり見かけない商品を売っているのが物珍しくて楽しいです。海外通販ならではの楽しみですね。

手続き自体は難しくなく、商品を選んでカートに入れて、送り先や支払い方法を登録するだけ。楽天やyahooショッピングなどを使ったことがあれば、それほど困ることはないかな、という印象。

若干 戸惑うのは、配送方法が複数選べることで、選んだ配送方法によって送料や到着までの日数、追跡の可否などが変わってきます。商品や、出品しているショップによっても選べる配送方法が変わってくるようです。

俺が選んだショップでは、全部で8個くらい選べました。多すぎだろ。 正直どれがいいかよくわからないので、こちらのサイトなどを参考に、AliExpress Standard Shippingってヤツを使いました。有料だけど、配送状況をいつでも確認できるのはありがたい。自分で確認しなくても、日本に着いたり、税関を通過したりというタイミングでこまめにメールで知らせてくれます。

Aliexpress(アリエクスプレス )配送方法の種類・オススメの配送方法について | AliExpress攻略ガイド

今回は注文してから12日目に商品が到着しました。まあ、ほぼほぼ予定どおり。

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梱包はこんな感じ。うーん、おおらか。

今回は中身が木の板だからいいですけど、精密機器や割れ物、高価な品なんかだと、ちょっと不安かもしれませんね。しかし、この大雑把な梱包で海を渡ってきたかと思うと、なかなか趣深くはあります。

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到着時、商品の箱はこんな状態でした。まあ、細かいことはいいんだよ。中身さえ無事なら問題なし。

買ってみた(3)に続きます。

AliExpressで銘木パームレストを買ってみた(1)

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先日Filcoのウッドパームレストという製品を気まぐれに試してみたところ、びっくりするくらい使いやすくて、その日のうちに家中のパームレストを同じ製品に買い換えてしまいました。ふにゃふにゃの低反発のヤツを使ってたこれまでの人生を、時間をさかのぼってやり直したいと思うくらいに素晴らしかった木製パームレスト。しかも分割キーボード用のサイズまでラインナップされているという抜かりのなさ。「木製パームレスト? 硬くて、手が痛くなるんじゃないの?」などと思っている人がいたらぜひ試して欲しい。万人におすすめできる逸品です。

というわけで、Filcoのウッドパームレストにはいっさい不満はないのですが、人間の欲望には限度がないというか、「仕事中ずっと肌に触れてる道具なんだから、いい木材で作ったパームレストがあったら、もっと幸せになれるんじゃね?」とか、うっかり思いついてしまったわけですよこれが。

なにをもって「いい木材」と呼ぶかは条件次第で変わってくるわけですが、パームレストの用途を考えると、もっとも近いのは楽器の指板材だと思われます。汗や脂などの汚れに強く、摩擦などに対する強度もあって、かつ使用者の動きを妨げず、見た目にも実に美しい。優れた指板材は、まさに理想的なパームレスト用の木材であるといえましょう。

ところが、楽器業界では木材の枯渇というのが深刻な問題で、2017年には優秀な指板材として知られたローズウッドがワシントン条約による取引制限下におかれるなど、良木の入手が年々困難になっている模様。

その影響かどうかはわかりませんが、2019年4月時点で、いわゆるトーンウッド(楽器用木材)を使用したパームレストはあまり見かけません。以前、サンワサプライからインディアンローズウッドを使用した製品が発売されていたのですが、すでに廃番になっています。メイプルはあるんだけど、無塗装のメイプルは汚れが目立つのよね…(ヴィンテージのギターなんかだとそれも味だが)

そして手に入らないと言われてしまうと、余計に欲しくなってしまうのが行動経済学的に自然な反応というもの。

欲しい。でも売ってない。そうだ、日本で手に入らないのなら、海外から輸入すればいいじゃない。

というわけで、海外の通販サイトを調べていると、中国のアリババが運営している AliExpressでトーンウッドを使ったパームレストを大量に発見。 しかもお安い。おまけにFree Shippinng(送料無料)……って、大丈夫なのかこれ。

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多少の不安を感じつつ、あのAmazonすら中国撤退に追い込んだというアリババに興味もあったし、なにより銘木パームレストを手に入れる方法がほかにない。というわけで、思いきって注文してみることにしました。駄目なら駄目でネタになるしな。

買ってみた(2)に続きます。

MD600のキーキャップを変更したら少しだけ幸せになった話

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いつものBAROCCO MD600ネタ(1年ぶり4回目)。
台湾Mistel(ミステル)製の左右分離型メカニカルキーボードのMD600ですが、知らないうちに販売終了になっていたみたいです。

後継機として発売されたのが、これ。

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ダ、ダセえ…(個人の感想です)。 (見慣れたらちょっとカッコよく見えてきました)
いやまあ、わかんないですけどね。最初は違和感を感じても、動けばカッコいいかもしれないしね。それにしてもなんでこんな昭和のオフィス機器みたいな色遣いにしてしまったん? 東芝パソピアかよ。

それはそれとして、MD600のキーキャップを変えました。
使用したのは、Majestouch専用2色成型カスタムキーキャップセット。2色成形なので、少しくらい摩耗しても表面の文字部分が消えないというもの。

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【今年買ってよかったもの】SEAL モバイラーズトートバッグ【2018】

定番のブログネタである「買ってよかったもの」シリーズですが、今年はたいした買い物をしてなかった上に、なにを買ったかという記憶すら曖昧だったりするので、これひとつだけ紹介できればいいかと思いました。

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SEALのモバイラーズトートバッグです。

お値段34,560円(2018年12月時点・税込)。高ぇよ、と思うかもしれないが、いやちょっと話を聞いて欲しい。

そもそもオタクのカバンはでかくなりがちという定説がありまして、理由は色々考えられるのですが、ざっくりいうとオタクというのは「あらゆる局面をひとつの装備で乗り切りたい人種」だからというのが俺の持論です。

その日の予定に応じてバッグの中身を入れ替えたり、TPOに合わせてバッグそのものを変えたりという無駄な作業に、ただでさえ少ない脳の認知リソースを使いたくない。ビジネスでもカジュアルでもひとつのバッグで済むならそのほうがいい。陸戦型とか宇宙専用とかではなく、とにかく汎用機。というかガンダム。フルアーマー装備であればなおよし。

しかもオタクは無駄に想像力が発達しているため、対応を迫られる局面も多岐にわたります。突発的な天候の急変やモバイル機器のバッテリー切れなどにそなえて、雨具や予備のモバイルバッテリーは必携ですし、オフィスが謎のテロリスト集団に襲われたときに備えて隠し武器のひとつもあって欲しい(要らない)。

というわけで、オタクのバッグに対する要求水準はめちゃめちゃ高く、俺自身、理想のバッグを求めてさまよい歩いていたわけですが…

www.seal-store.net

こいつとの出会いによって、愛用のバッグを探す俺の長い旅は終わりました。

トートバッグに34,560円(税込)というのは、一瞬ウッとなってしまうお値段ですけど、断言します。このバッグにはそれに見合う価値がある(個人の感想です)。

SEALモバイラーズトートバッグのいいところは、なんといってもその収納力。MacBook Pro 15インチとiPadも同時収納可能で、もちろん収納部にはクッション材入り。さらにACアダプタやUSBドック等を邪魔にならずに収納するための底部コンパートメントを備えています。外出先で突然、4k動画編集作業が必要になったりしても安心ですね。

さらにファスナーつきの外部ポケットが前後にふたつ、ペットボトルや折りたたみ傘が入る外部ポケットが左右にふたつ、iPhone 8 plusにごついカバーをつけても余裕で入る外部小ポケット、モバイル専用ポケット、ファスナーつきの内部ポケット、ほかにカードケースとか色々ついてて、とにかくなんかいっぱい入る。メインのコンパートメントの容量も十分。その収納力に見合うだけの強靭な素材で造られており、持ち手も頑丈にできてます。

それでいて外見はわりとしゅっとしてる感じで、スーツを着ててもカジュアルな場面でも、たぶんそれほど違和感なく使えます。まさに汎用。オールラウンダー。少なくとも一流レストランに入ろうとして、このバッグのせいで追い出されるということはないはず。

というわけで、日々増え続けるモバイル機器を持ち運ぶためのバッグに悩んでいる人は、ぜひこいつを試して欲しい。俺も予備としてもう1個欲しいなあと思っています。オタクは同じものを何個でも買うのだ。